黒ネコ注意報?:2

□防衛開始
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「まるで手応えがない」



『第2奥儀・扇風針』



匣を使う気にもなれなくて、私は持ち合わせの扇子で闘っていた。



陽霞さんの簪は心臓目掛けて突き刺さり、次々と死体が出来上がる。



恭弥のトンファー攻撃では、急所の骨折により身動きが出来ない奴らが転がっている。










「しかし、凄い数ですね」



陽霞さんの部下が匣兵器を使いながら呟く。



その間に彼方は眠いのか、立ったまま寝ようとしていた。



それはマズイでしょ・・・・・。








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