黒ネコ注意報?:2

□防衛開始
5ページ/5ページ

「ふぁ〜。『雨白鳥』」



匣から出てきたのは、移動手段に用いられることの多い白鳥。



ただし、総合力はA+の戦闘用の匣である。







『戦場の渦潮』



余程眠いのか、彼方の攻撃は荒い。



朝型の人間を防衛に回したのが間違いだったか。



「俺の睡眠時間削る奴は全員、溺れ死ね」



カッと眼力を強くした彼に、もうこれは手が付けられないとこっそりため息を吐いた。









だって、彼方ってキレると恐いし・・・・・。



匣から棒を出すと、彼らの内臓を的確に突いていく。



痛そうだな、あれ。







「これ以上やっても、もの凄く面倒だ・・・・・」



敵の多さに疲れた私は匣を取り出す。



雷属性の『雷鳥』で、彼方が発生させている『戦場の渦潮』に向かってスパークを発した。



この合成技の相性が非常に良い為、次々に敵が殲滅されていく。



早い所倒して、攻撃班に合流しなければならない。



少し急ぐとしますか。



2009.08.18
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ