黒ネコ注意報?:3
□黒ネコ注意報?3−G
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「・・・死なねェのかよ、こいつ等」
完全に呆れている表情でため息をつく飛来。
死茎隊が、死なないらしい。
弱るたびに増殖による炎によって復活する。
「これなら宝来さんの方が良かったかも・・・・・」
雨の波動が1番強い宝来なら、この増殖を抑えているかもしれない。
「ばぁ〜。本当に狙撃者がいるなんてな」
「ジンジャー・ブレッド!?」
あの出で立ちは間違いなさそうだ。
多分、人形だろうけど。
それにしても厄介だ・・・・・!
こいつらの両方に強いのが雨なのに、俺の波動はこいつらと一緒だなんて・・・。
「狙撃者・冬瀬 飛来。
甘い甘〜いバ〜!!」
「くそっ!」
秋夜さん、よくも俺にこんな任務を渡したものだ。
雲に雲を充てるって意味を分かっているのか・・・?
増殖は、相殺が出来ない最もヤバイパターンなんですよ!
せめて10代目のために時間稼ぎしねェと・・・。
にしても、どうすれば・・・・・!!
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