黒ネコ注意報?:3

□黒ネコ注意報?3−I
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『その幻騎士って奴は、



10年後の彩夏が持っていた匣兵器の中で1番強い『天白鷺』でも倒せなかった、相当ヤバイ奴だ』



「彩夏さんが・・・?!2人は無事なの?!」



『ヒバリの手が雲ハリネズミによって貫通した以外のケガはないらしい』



何故手が貫通したのかと、ツナは首を傾げた。



普通、自らの匣兵器でケガをするだろうか・・・・・?



特訓の時に見る限りは懐いていたはずだ。








『で、飛来の容態はどうなんだ?』



「あ!冬瀬さん、本当に大丈夫なんですか?!」



「大丈夫と言えば大丈夫だけど、これ以上戦うのはムリっぽいな」



「ひーちゃんが殺気だって行くからですよ!



心配したんですから!」



「すみません・・・」







神無月さんって小さくて俺らとそんなに変わらないはずなのに、



わざわざ飛来さんを助けるために単身で来るなんて・・・。









仲間思いなんだな・・・。







『ダメツナ、1つ言っておいてやる』



「な、何を・・・?」



『紫亜は今年で28だ。



おまえよりも大分上だぞ』



「・・・え?」







ちょっと待って。



神無月さんが28?!



この身長であの顔で?!



ぇえ?!





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