黒ネコ注意報?:4
□黒ネコ注意報?4−Y
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第3試合A
「両者尋常に」
第2試合から連戦の青はさっき流夏を相手に開始2分で1本を取っていた。
それを見ていた恭弥は闘争心を燃やしたらしい。
剣術使いと言えば未来で最初に幻騎士と闘っているからどういうものかと想像は出来るだろうけど、
残念ながら幻術使いの類ではない唯の剣術者というのはかなり面倒である。
「始め!」
「ここって、彩夏さんの家?」
「今日は情報部が模擬戦をしている。
今のヒバリと彩夏の戦力を確かめるにはもってこいだ」
大きな日本家屋は相当な歴史を感じさせる。
自宅で講演出来るぐらいの大きさとなれば相当な広さだと推測は出来るが実際目の当たりにすると驚くものである。
「来たか」
「チャオッス。どうだ?」
「今から第3試合が始まる。
青と雲雀の対決だ。
早くした方がいい」
波来のあくまでも冷静な声にツナは身を縮こまらせていた。
味方にまで怯えるツナにリボーンはこっそりと溜息を吐いた。
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