黒ネコ注意報?:5

□黒ネコ注意報?5−A
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―――嵐の守護者



「えっと・・・。



今回、獄寺くんの担当になった・・・師走 白夜です・・・」



「はあ?」



「ひっ」



獄寺の凄味に怯える何とも情けない白夜である。



一応、この世界では獄寺の担当だったのだ。



同じ嵐の波動として、



また爆弾使いとして何かと相性が良かったようである。



「あ、の・・・。



私、この世界で獄寺くんの担当・・・だったので・・・」



「・・・分かった。



なら教えてほしいことがいくつかある」









―――雨の守護者



「お前はとにかく実践から学ぶタイプだ。



匣を使って私に攻撃してみろ」



「俺の担当って水無月さんなのな。



彩夏先輩とかじゃなくて助かったぜ」



「お前にとって私が担当なのは幸運なのか・・・?」



「だってあんたは剣術者だろ。



なら闘いやすいじゃないか」



山本らしい台詞に青は静かに笑った。



但し、どこか楽しみに満ちた声だが。



「面白い。



なら剣を持ちたくないと思うほど扱いてやる」



「ははっ、よろしく頼むぜ」





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