黒ネコ注意報?:5
□黒ネコ注意報?5−A
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―――大空の守護者
「ツナは私と彼方が担当だからね」
「ぇえー!!」
大空の守護者にはまさかの担当が付いた。
よりによってトップ連中が現れたのだ。
「彩夏さん、ヒバリさん担当じゃないんですか?!」
「ん?
ああ、恭弥の担当は紫亜と飛来よ。
ま、いくら恭弥でもあの2人相手じゃそう簡単に終わらないと思うけど」
「返り討ちにされるのが落ちだろうな・・・」
自分の彼氏が怪我しても気にしないのかという考えは無視した方が良い。
それが彩夏だ。
彼方は不憫な雲雀にはぁ〜と溜息を吐いた。
なお、霧の守護者には先の襲撃で意識不明の春城 風来に代わり如月 緑葉が着いた。
「宜しくね、クローム」
「はい・・・」
「ま、私は幻覚使いとかじゃないから指導出来るか分かんないけど、
匣だったら多分教えられると思うし」
果たして彼女が指導に向いているのか。
どう見ても向いてないのは振り分けた彩夏が分かっていた。
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