03/03の日記

13:56
ワカドクロ語り
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なんかえらい久々に日記書くのう……。
ワカドクロのネタバレあり考察なので注意!

蘭兵衛は、夢見酒飲まされてしばらくはイッちゃってたけど、途中からは意識が戻っていたというか、心のどこかに冷静な自分がいたんじゃないかなあ。ずっとたまってきた感情を、殿への想いを、薬のせいだという言い訳に任せて表に出していたのでは。だって徳川軍と軍を率いて戦うと言ったあたりでは、冷静な判断力が戻ってきていたように見えるし。負:天魔王<<蘭兵衛<<捨之助:正で、蘭兵衛はその狭間で揺れ動く存在だったんじゃないかなあ。蘭兵衛は、乱世がどうこうよりも、殿を奪った世界が、ひいては殿が死んだのに生き延びてしまった自分自身が許せなかったんじゃないだろうか。
蘭兵衛は、太夫の気持ちにもきっと気付いていたけど、自分はそれに相応しくないと気付かないふりをしていたのでは。そして太夫も、蘭兵衛が何か抱えていること、そして蘭兵衛が自分の想いに気付いていることを知っていた。太夫の蘭兵衛への気持ちは、庇護してくれる優しさに対するものと、抱えているものを見せてほしい、共有したい、護りたい、という母性によるもの、両方あったんじゃないだろうか。
私の中の天魔王は、殿の元では、強がっていたけど、常に殿の顔色を窺っていたって感じ。それが殿が死んで、でもまだ殿に縛られたまま、殿なしでは何もできない、って感じ。
あーやっぱりDVD欲しい。

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