短い文字列だらけ

□何とでもどうぞ。これは恋なんです
1ページ/1ページ

いつもと変わらず おんなじ朝をむかえます
いつもと変わらず 毎日がきます
だけど

    ごめんなさい
僕はホントは元気がないんです
この気持ちに気付いた時から

かなわぬ人に 恋をしてから



先生を想う気持ち

これは 恋なんです





いつものように僕は声をかけます
「お早うございます」「いってきます」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「ただいま帰りました」「おやすみなさい」

いつもと変わらず先生は返事を返してくれます
「お早う」「いってらっしゃい」「いってきます」「ただいま」「おかえり」「おやすみ」

ほほ笑んだら ほほ笑み返してくれて
それだけで毎日が楽しくて 幸せなんです



・・・でも 気付いてはないんですよね?

この気持ちは 先生に恋をしているんです





先生はりっぱな大人で 僕はまだまだ子供で 

僕は先生のように
おんなじようにナゾを解いたり お仕事の手伝いをしたり
毎日いっしょの時間を こんなに近くで 長く たくさん過ごして・・・・・・・・・



でもやっぱり僕は先生にとって
子供で
助手で

小さくてただの背伸び



それでもやっぱり これは恋なんです





背が高くて 礼儀正しくて 格好が良くて
やさしくて キレイなお化粧 カワイイお洋服
すれちがうのは僕とはまったく似てない大人の人 男の人 女の人

僕はどんなことをしても すぐにはそんな風になれなくて
どんなに気持ちが焦っても、苦しくても、
僕はやっぱりこのまま   子供のままで





僕がこの気持ちを言った時、

先生は受け止めてくれますか?
聞いてくれますか?

・・・困ったりはしませんか?
僕を嫌いになったりは?
おんなじ朝が・・・こなくなったりはしませんか?




今日も変わらず 先生を想って でもどうしても言えないまま
おんなじ今日を過ごしていくんです





僕のこの気持ち
これは 恋なんです
先生に 恋をしているんです

かなわないと分かっていても





 でも どうしようもないんです


これは この想いは 恋なんです





eND.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ