くすんだ艶色
□発狂盆に返らず
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い、いやです・・・先生、い、いやあぁ・・・・
どうしたんだい、ルーク?そんなに怯えて・・・私を避けないでくれよ。悲しくなってしまうなぁ・・・
だ、だって、ちが・・っ・・・・い、今の先生はヘンです!!オカシイですよッッ!!!!
・・・なにを言ってるんだい、ルーク。いつも通りじゃないか。
違う・・違う、違う違う違う違いますッッ!!!こんな怖いの、先生じゃないですッッッ!!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・違わないさ、ルーク。
いいえ違いますッ!!!僕の知ってる先生はこんな・・・怖くない・・・・
でもキミが大好きだと言ってくれた私は"此処"に居るじゃないか?
ち・・・・・・・違います・・・・
私は私しか居ないよ、ルーク。キミが大好きだと言うエルシャール・レイトンはこの"目の前"の私しか!
・・・・でもぉ・・・・で、でも、違いますッ違いますッッ!!!
キミが大好きだと言ってくれたから私もそれに答えてるだけだよ?早く・・・・早く、キミの身体で色々試したいんだよ、ルーク!!!大好きなキミを・・・私が初めて壊してしまうんだよ!?素晴しいじゃないか!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・
何も泣く事では無いんだよ。
・・・・・・・・い・・言わな、け・・・ば・・・・よか・・・・っ・・・・
大好きだよ?ルーク・・・・私も前から。キミと同じだったんだよ?
・・でも・・・っ・・先生が・・・・こん、な・・・・なる・・・なんて・・・ぅ・・・・っ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふっ・・・・・ふふふ・・・・ねぇ、ルーク。そんなに隅の方へ寄ってしまってはもう逃げられないんじゃないのかい?
・・えっ・・・・・ッ!?・・・ぁ、あの・・・
ふっ、やはり・・・気付いてなかったのかい?此れでは私の"有能"な助手として、まだまだ詰めが甘いなぁ、ルーク。実に可愛らしい・・・・・・・・・そういうところも私は好きだがね?
・・・・・・・・・・
愉しい時間程速く感じてしまうものだからね。今から急がないと・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・
さぁ・・・・・・もう逃げられないよ、何処へも。
・・・・・・・・・・・・何所にだって逃がさないよ、ルーク?なんたって極上の紅茶の準備をしてあるのだからね、君の為に。
ふふふ。なに、痛いのは初めだけさ。私も初めてだからね。出来るだけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん、殺さない程度には抑えておくさ。
だから・・・・・・安心しなさい、ルーク。
さぁ・・・早くお茶会、始めようか?
eND.