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「じゃ、アッキーまたね」

ひら、と手を振る身長の割に細い肩を思わず掴んだ

「…帰んないでよ」

一瞬、大きな瞳がもっと大きくなった
今まで呑んでた(将は豆乳だったけど)部屋に戻って、そのまますぐにベッドに入った
やっぱりちょっと狭いね、そう言って笑う将が怖いくらいにすきだ

「明希、寝て良いよ?帰んないから」

独特の声に頷いて次に眼を開くと朝で、ちゃんと隣に将は居た
今日仕事だって言ってたっけ…
ごめんね将





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