□雲雀恭弥
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応接室の低いテーブルに置かれた冷たいトンファー
雨の音がするからきっと外には傘が無きゃ出れないな

「雲雀」

「恭、ちゃん」

『それで呼ばないでくれる?』
きこえない、こえ

「きょうや、」

もう一度だけなんていやだ
お願いわたしの名前を呼んで



この雨音は貴方に届いているのだろうか






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