1冊
□【いつかという日】
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【いつかという日】
俺は
明日とか
未来とか
大嫌いだ
嫌い
その
言葉も
嫌いだ。
アイツは、
嫌い
とか
好き
は
曖昧な
残像
でしか
ないといっていた
いつだった?
俺が生まれた日は?
たしか、
親に
嫌い
と
いわれた日だったよな?
嫌い
嫌い
何度も
響いた。
俺が
俺になった日
俺は
明日が
嫌い
だ
明日は、
明日の自分を
見なきゃいけない
ウザイ、
キモい、
そんなことを
いわれている
友達
かばう、
アイツ
痛々しくて
助けたくても
助けられない。
そんな思いが、
アイツの
俺の、
皆の、
ヒトリ
に
十一人
の
体に
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
めぐりまわる
未来を
しろうとすれば
もしかしたら
俺は
もういないかもしれない
って
おもってしまうんだ、
だから、
いつかとゆう日
いがい、
俺は
みつめられない。