他ジャンル小説
□束の間の一時
1ページ/9ページ
空は快晴、気分は上々!
春の光も心地好く、
ぽかぽか陽気が気持ち良い。
こんな日は、
大好きなあの子とデートがしたい♪
「アーレン♪」
「はい?」
「今日は最高に天気が良いさねぇ〜♪」
「はぁ…ιそれがどうかしましたか?」
「ンー?いやな、あんまり天気が良いからアレンとデートしたいなぁー…って♪」
ゆっくりと隣を歩くアレンに、オレはニッコリと笑いながら話し掛けた。
そのあまりの唐突さに、アレンは眼を大きく見開き、顔を真っ赤に染めたまま突っ立ってしまった。
「なっ…///!」
「だからさ、デートしよ♪」
またアレンの顔が赤くなる。
(かーわぃw)
あまりのアレンの可愛さに、オレはアレンを凄く抱き締めたくなった。
だけどこんな街のど真ん中でそんな事したらさ、後でアレンが口を聞いてくれなくなるのを知ってるから。オレはその衝動をグッ…と抑えた。
(あー…、オレってば健気(笑))
そんな自分に失笑し、オレはまだ道の真ん中で突っ立っているアレンの手を握った。
「…っ/// !!!!!」
「アレン、可愛すぎさ♪」
「なっ!…ら、ラビがあんな事言うからいけないんじゃなぃですかっ/// 第一、まだ任務中ですよっ?!」