♪ユンジェ劇場♪
□Give me a kiss*
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怒っているような、悲しんでいるような顔をして話すジェジュンの隣では、腕を組み、真剣な顔で話を聞くユチョン。
話を聞いていくうちに、真剣だったユチョンの表情が、呆れ顔になってきた。
それは、ジェジュンの怒っている理由というのが…。
「最近、ユノヒョンとのキスの回数が減ってきてるっ??」
「そうなんだよユチョン!」
(…………で?)
ユチョンはそう思ったが、あえて言葉にはしない。
言葉にしてしまうと、余計にジェジュンを怒らせてしまうだけだからだ。
「ユノヒョンには言ったの?」
「何て?」
「ゆのぉ〜、もっとキスしてよぉ〜っ!
って!」
ユチョンは甘えるような声を出して言った。