♪チャンミン劇場♪
□Thursday*
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昨日は風邪で一日中ダウンしていた僕だけど、今日の体調は、みんなのお掛けで、だいぶ良くなった。
僕は、リビングへ向かおうと部屋の扉を開けると、廊下でユノヒョンと出会した。
「お〜。チャンミン大丈夫か?」
「あっ、ユノヒョンおはようございます。もう大丈夫。」
軽く会話を交わし、ユノヒョンとリビングへ入ると、みんなは先に起きていて、珍しく早起きのユチョンヒョンと目があった。
ユチョンヒョンはリビングに入た僕達を見て微笑んでいる。
昨日ユチョンヒョンに、僕がユノヒョンの事が好きだと誤解されたままだった。
そのユチョンヒョンに向かって「昨日の事は違いますからっ!」と言っても、まだ微笑んでいる。
念を押すように「ち・が・い・ま・す・から!!」と大声で言った。
信じていないユチョンヒョンの顔を見たら、気持ちが興奮してしまい大声で
「僕には好きな人居ますから!!」
と、叫び、メンバーみんなに聞かれてしまった。
「おー!とうとうチャンミンに好きな子が出来たかっ!」
「わぁ、赤飯炊かなきゃ」
「それより飲み行こうぜ!お祝い!」
「赤飯って、ご飯が赤いんですか?」
「小豆が入ってるんだよ。」
「わぁ、美味しそうですね。」
呑気なジュンスヒョンは、食べ物しか頭に入っていないようで、赤飯の想像をしていた。
みんなからは「だれ?」と、しつこく迫られたが、「仕事に行く準備します」とかわし、僕は部屋へと戻った。