♪チャンミン劇場♪
□Saturday* Vol.1
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前にも、こんな事あったなぁ…。
僕と、ユチョンヒョン、ジュンスヒョンの3人で川の字になり、僕のベッドで眠った事が…。
昨日の夜、僕のベッドでお菓子を食べていた僕達は、そのまま眠ってしまったらしく、また僕のベッドで仲良く川の字になって寝ていたことに気付く。
壁に掛かっている時計を見ると、朝の7時頃を差していた。
まだ起きるには早い時間だ。
今日の仕事は夜からだし、お昼までゆっくり、のんびりしていられる。
僕は、ムクリと起き上がり眠っている2人を眺めた。
今回は、ユチョンヒョンが真ん中で眠っている。
ユチョンヒョンに抱き締められながら眠っているジュンスヒョンは、いつもは寝相悪いくせに、ユチョンヒョンの腕の中だと、大人しく幸せそうに眠っている。
ジュンスヒョンの顔がユチョンヒョンの顔と、くっついていて僕の胸がズキンと痛くなった。
だけど、僕も負けてばかりはいられない!
ユチョンヒョンを振り向かせてみせるんだからっ!
気合いを入れ、もう一度2人を眺めた。
ジュンスヒョンを抱き締めて眠っているユチョンヒョンは、僕の方に背中を向けて眠っているため、寝顔を見る事が出来なくて残念だ…。
なんて思っていると、ジュンスヒョンが大きく寝返りを打ちユチョンヒョンの腕を払うかのように、こちらへ背中を向けて眠る体勢になった。
完全に払う事の出来なかったユチョンヒョンの腕は、まだジュンスヒョンを抱き締めている。
さっさと離してしまえばいいのに…。