リクエスト小説
□Strawberry Flavor
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ある日の撮影中。少し時間が空いたジェジュンとチャンミンはマネージャーを連れて、撮影現場近くにあった雑貨屋に来ていた。
ジェジュンは最近ハマっているアロマキャンドル売り場の辺りをうろついていたが、チャンミンとマネージャーの姿が見えない事で少し不安になり店内を見渡すと、他の客から大注目を浴びているチャンミンを発見した。
なぜならチャンミンは化粧品コーナーで腕を組み、真剣に悩んでいる様子だったからだ。
「あのチャンミンが化粧品コーナーに!?」
「彼女へのプレゼントかしら?」
「もしそうなら、ショック!」
辺りからそんな声がジェジュンに聞こえてきた。
急いでチャンミンの所に駆け寄ったジェジュンは、チャンミンの袖を引っ張り声を掛けた。
「チャンミン何してんだよ!」
変装しているが既に周りにはチャンミンとジェジュンだとバレてしまい、携帯での撮影が始まってしまった。
そんなのお構いなしなチャンミンはジェジュンの顔を見て目を輝かせた。
「ジェジュンいい所に!」
「何だよ!」
チャンミンは目の前の商品を手に取りジェジュンに見せた。
「ちょっと、この二つで迷ってて…」
チャンミンが迷っているとゆう商品は、香り付きリップクリームだった。
「どっちの香りがユチョンに似合うと思いますか?」
右手にはストロベリーの香り、左手にはピーチの香りのリップクリームが握られていた。
それをジェジュンに見せ、チャンミンは真剣な表情でジェジュンに聞いてきた。