「美味しい?」 「美味しい!けど、やっぱり辛いなぁ」 僕はユノにラーメンを作った。 愛情(唐辛子)たっぷりのラーメンだ。 「ホント?辛い?」 「美味しいけと、ジェジュンが作るのは、辛いんだよね。」 苦笑いしているユノの額には、汗が滲んでいた。 僕は、クスッと笑いながら、ユノの唇を塞いだ。 突然のキスにも、かかわらず、ユノは、僕の唇の中に舌を滑り込ませた。 激しいキスに息ができなくなり、唇を離した。 肩で息をする。 そんな僕を見て、ユノは余裕の笑顔。 「ユノ、辛いって言ってたけど全然辛く無いじゃん!」 そう言って、僕はユノのラーメンに、唐辛子を振りかけた。 |