♪ユンジェ劇場♪
□Strawberry Candy*
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ユノはジェジュンの手を取り「ジェジュン、コレあげる。」と、言ってジェジュンの手のひらの上にキャンディを乗せた。
「何コレ?」
キッチンで洗い物を済ませたばかりのジェジュンの手は水で濡れていた。
その手に乗せられたキャンディを見つめながらジェジュンは、ユノに聞いた。
「ジュンスが、メロン味とイチゴ味のキャンディくれたから、いつも俺たちの為に料理作ってくれるジェジュンに、感謝の気持ちを込めて…、イチゴ味のキャンディを贈呈いたします。」
「ははっ!ありがとう。」
ジェジュンは、ユノを見つめ、にっこりと微笑んだ。
ユノもジェジュンを見つめ微笑む。
「手濡れてるから、俺が食べさせてあげる。」
ユノは、ジェジュンの手のひらにあるキャンディを取ると丁寧に包み紙を広げピンク色の丸いキャンディを人差し指と親指で摘み取った。
そのキャンディを、ジェジュンの口まで持って行くと見せかけて、ユノは自分が食べようとする仕草を見せると、ジェジュンが大きな声を出して笑った。
「アッハハハッ!」
ジェジュンの、笑顔を見たユノも自然と笑顔になる。