♪ユンジェ劇場♪
□Strawberry Candy*
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ユノの手首を掴んでいたジェジュンの手は離され、ジェジュンはユノの唇に夢中になっていた。
ジェジュンの口からもユノの指が離され代わりにユノの舌が入ってくる。
「んっ…ハァ…」
漏れる吐息は、微かにイチゴの香りがして、ユノの鼻へと届く。
2人の口の中も、イチゴの味が広がっていた。
息も上手く出来ないジェジュンは、もっとユノの唇を味わうかのように、爪先立ちになりながら、ユノの唇にしゃぶり付いた。
ユノは優しく、ジェジュンの頬を撫で、指先を首筋へと移動していく。
2人は、キスに夢中になっていると、バタバタと廊下を歩く足音と共に「ジェジュンヒョ〜ン!!」と、ジェジュンを呼ぶジュンスの声が聞こえた。
ジェジュンは、ビクッと体を震わせユノの唇から逃れようとする。
ユノは、そんなの知らんぷりでキスをし続けた。
ジュンスの足音が段々と近付いて来る。
ガチャリとリビングの扉が開いたと同時にユノは、ジェジュンの唇を離した。