♪ユンジェ劇場♪
□Sentimental*
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んふふっ!
青い方のマグカップには、特別な味付けをしておいたんだよね〜。
きっとユノ、びっくりしちゃうだろうな〜!
今の僕は、悪戯心に火がついていて、ワクワクしている。
「わぁ――――――!!!!」
ユノの叫び声が聞こえた。
そう、青い方のマグカップには、塩と、辛子と、山葵を隠し味に入れておいたんだ!
「ぎゃ――――――!!!!」
続いて、ジュンスの叫び声も聞こえた。
あぁ〜、ジュンスも青い方の、飲んじゃったんだ…。
「まずいぃ―――!!!」
2人の声が廊下に響く。
それが、なんだか面白くて笑いが止まらない。
「アッハッハッハッ!思い知ったか!僕を、1人にさせるからだっ!」
何だか、悪戯が成功して満足しちゃった僕は、疲れたのか眠くなってきた。
ソファーに腰掛け、背もたれにもたれると、益々眠気が襲ってくる。
ちょっとだけ寝よう…。
どうせ、ユノも、ジュンスも、ゲームに夢中なんだし…。
ユチョンとチャンミン…
ちゃんと買い物してるよね。
あの2人は、しっかりしてるから安心して任せられる。
そう思いながら、重たい瞼を瞑った。