♪ユンジェ劇場♪

□2人の時間。
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益々心配になってきたジェジュンは、窓を見ながらユノに話し掛けた。


「でも、雨酷くなってきたし…」

「あっそ、お前は俺と2人きりよりも、ユチョン達と一緒が良かったって事かよっ!」


ユノは、フイッとジェジュンに背を向け、寝返りを打った。
その衝撃でベッドが波打つ。


「何だよ!その言い方っ!」


ジェジュンは、ムキになり自分に背を向けているユノの背中を叩いた。

グスっと鼻をすする音が聞こえジェジュンは焦りガバッと上体を起こした。


「うそ…、ユノ泣いてるの?」


ジェジュンには、ユノの表情が見えなくて心配になり、自分に背を向けているユノへと手を伸ばした。

すると、その手は掴まれ、引っ張られてしまいジェジュンは、ユノへと倒れ込む。

まさか、ユノに引っ張られると思ってもいなかったジェジュンは、無防備な体勢でユノの胸に顔をぶつけ倒れた。
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