♪ユス劇場♪
□愛しい君へ。
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僕が笑っている事なんて気にせず真っ白い紙に向かって歌詞を考えてる君。
思ったことを文字にすればいいのに…。
そんなに考えて、睨めっこしていると、紙に穴が開いちゃうよ?
「う゛〜…」
「ふふふっ、ギブアップ?」
「ん〜、今日はちょっと調子が悪いみたい。」
「アハハッ!頭の調子が悪いのはいつもの事じゃんっ!」
プーと膨れる顔が可愛くて僕には笑みがこぼれる。
「何でユチョンは、すぐに作れるの?」
「んー…、頭が良いから。」
「あ゛ー、僕の頭が悪いみたいじゃん!」
「そう聞こえちゃった?」
僕が意地悪を言っても君が笑ってくれるから僕も安心して笑えることが出来るんだよ。