♪ユス劇場♪
□愛しい君へ。
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「あのね、ジュンス、好きな場所や、好きな食べ物、好きな事とかを思い浮かべながら作ると簡単だよ。」
「好きな?」
「うん、そう。」
僕のアドバイスが良かったのかな?
何か思い付いたみたい。
ついさっきまで真っ白だった紙には、ジュンスの汚い字で埋め尽くされて僕には読めないや。
ジュンスの頭の中にはどんな情景が浮かんでいるの?
きっと綺麗なんだろうね。
純白な君だから。
純粋な瞳で見てきた物を僕にも教えて。
君の飾らない言葉で。
僕だけに教えて。