♪ユス劇場♪

□魔法。
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まだ完成していない曲を誰かに聞かれるというのは、なんとも恥ずかしいもので、愛しいジュンスであっても、やっぱり隣で、まじまじと見られながら作るのは、本当に緊張してしまう。

不意にジュンスへ視線を向けると、ドキッとした。

ジュンスと目があったからだ。

ジュンスは、鍵盤の上にある僕の指先を、ずぅぅと見てるものだと思っていたから…

まさか目が合うなんて…

そんな僕に微笑んでいるジュンスが、口をパクパクさせて何か言っている。
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