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□昇りはじめた太陽2
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肩に何か触れた。


全く気にならないくらいの感覚なのに…


俺はなぜかそれが気になって後ろを振り向いた。


真っ直ぐ俺を見つめているチャンミンと目が合った。


「何?今触ったでしょ?」
「いえ、何も。」


フイッと横を向いたチャンミン横顔は仄かに赤く染まって見えた。


そんな事しなくたって普通に話しかけてくれればいいのに…。


奥手なチャンミンはいつもこうやって俺に触ってくるけど…


俺はそれが少し嬉しかった。



…END…




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