Thanks BOOK

□Thanks A
3ページ/5ページ



「ユチョン…」



ユチョンが目を閉じたのを確認して



ゆっくり顔を近付ければ



唇と唇が重なり合う。



次は泣かないでね…



そう念じて、ユチョンを見つめれば



君の瞳はまだ濡れている。



「じゅんすぅ〜…」



君は、まだ泣きながら僕の名前を呼ぶ。



泣きやんでほしくて



キスしたのに…



僕のキスって、力不足なのかな?
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ