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□ある日のd
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仕事が終わってホッとしているオレにジュンスが声をかけてきたんだ。

控え室の窓から外の景色を眺めていたジュンスは、外を指差して「ユチョン雪!!」って大きな声を上げたんだ。



椅子に座っていたオレは立ち上がり、窓際にいるジュンスと肩を並べて外を眺めた。

灰色の重い雲が空一面を覆っていて、真っ白な牡丹雪が舞っていた。
その雪は、ビルなどが立ち並ぶ灰色の景色を一瞬にして白く塗り替える絵の具のようだった。

風もひどくて、窓に当たる風がビュウビュウと音を立てている。


「すごいねぇー」


外を眺めながら言ったジュンスの後ろでチャンミンが「今日、帰れますかね?」とボヤいた。


「泊まりになるかもな‥」


更にチャンミンの後ろでユノが言った。


「今日、夕方頃から積もるでしょうって天気のお姉さん言ってたよ。」


今度はオレの横から声がして見ると、ジェジュンがホットコーヒーが入っているカップに口を付けながら答えた。
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