*赤の鎮魂歌番外編*


(名前変換なし)



皆さんこんにちは!

黒主優姫です!!


今日は私が、煉について語ります!


レッツゴー!



「おはようごさいますっ煉様!」


「あら、皆さんおはよう」


「キャー!今日もお綺麗ですわ!」

「立ち振舞いが素敵…!」


「あのっ、これ受け取って下さい!煉様っ!!」


「まあ、いいの?嬉しいわ、ありがとう。」


「「キャーー!!!」」



・・・・。


やっぱり、人気だなぁ…

当たり前かぁ、普通科1の、いや、黒主学園1と言っていいほどの美形だからなぁ煉は……



………やっぱり、ちょっと悔しいかも……

私の方が煉を知っているのに……


毎日見ているけど、やっぱり嫉妬しちゃうよ…


なんか最近、零も煉のこと気にし始めてるし…

枢センパイも煉のこと気になってるみたいだし…
(←優姫が自慢しているため)


やだなぁ…なんか、どんどん煉が離れていくみたいで……



「…ん……優姫ちゃん!」


「うわっ!ビックリした!
どうしたの?」


「それは此方のセリフだよ。優姫ちゃんったらボーっとしちゃって、どうしたの?」


「ぇ、えっと…うん、何でもないよ!(煉のこと考えてたなんて言えない…)」


「(………)そう、それならいいわ。」


「うん……」


「優姫ちゃん」


「ん?」


「おはよう」


「!」



その時向けてくれた笑顔は、誰に向けられる笑顔より綺麗だったから、自惚れてもいいよね?

煉はまだ、誰のものでもないって!

煉は、離れてなんかなかったんだって!


「おはよう!煉っ!!」




誰にもあげないっ



(煉は私のなんだからっ!)

(零にも、たとえ枢センパイだったとしてもあげないんだから!!)

(絶ぇ対に、守るよ!)

(大好き!煉っっ!!)




────END.




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