dangerous mind

□第十章
2ページ/24ページ






「紹介します。



この2人が世話役となります。

これから仕事もこの2人と行動して下さいね」



イムさんが俺に2人の部下を紹介した。



第一印象が強すぎて仲良くなれそうにない…。



1人は黒い皮ジャンに黒い細身のズボン、

明るめの茶髪は長めで、身長は180あるかないか…まぁ俺とあまり変わらない。



もう1人は強烈な刺繍の入った青いスカジャンにサングラス…。

身長は低いが、黒髪をガチガチに立てていて充分に迫力がある。



皮ジャンが1歩前に出て頭を下げた。


「こんにちは

私の事はジフとお呼び下さい。」



俺もつられてお辞儀をした。


「あ、よろしくお願いします。


…ジフ?さん」


「ほら、お前も挨拶をしろ!」

ジフさんがサングラスの背中を叩いた。


「今しようと思ったのに!

扱い悪っ!


…あ、俺はジュン!よろしくな」


ジュンさんが手を差し出したので握手をした。


ジフさんが今度はジュンさんの頭を叩く。

「バカやろう!言葉を慎め!

ごめんなさい、こいつ口が悪いんです」



「あ、いえ、全然!


俺はジェジュンです。

お世話になります。」





 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ