dangerous mind

□第十七章
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「…はぁっ…っ…はぁ…」



遅刻しそうな時間だったので俺はそのまま走りつづけた。



事務所に駆け込むと汗が噴き出すのがわかった。


―ガチャ



「セーフ?

よっしゃセーーフ!!」



ボスにはあるまじき行為だが


最早常習化していたので


誰も咎めることはなくなった。




 
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