捧げ物

□俺だけの恋人。
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友達が帰った後。





「千歳ぇ、いい加減離しぃや。」




「嫌ばい。」




さっきからずっとこの調子や。



「蔵は俺のもんたい。」




「分かっとるわ。」





他愛ない会話。



だけど、こんなにも自分を愛してくれてる。








「千里、愛してんで。」



「俺も愛しとぅよ。蔵。」



俺たちは熱いキスを交わす。





愛してる証拠を刻みつけて。







end.
→あとがき。
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