宝と富と通貨(2)

□想像力
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人類は弱肉強食を過酷な環境であると感じ、それを克
服することに弛まぬ努力をしてきた。集団を造り、火
を手に入れ、道具を作り、知性を発達させ、弱者すら
保護し、ついには自然界にありえない寿命を全うする
という奇跡までおこした。

弛まぬ進化である。これを環境による進化と考えるか、
神の企画と考えるかは想像力の範囲であろう・・・。

*
(自分は)神の企画であると考えます。たとえ神の企
画ではないとしても、人類がついには自然界にありえ
ない寿命を全うするという奇跡をおこした・・・のは
事実です。

奇跡を偶然と考えるか恣意と考えるかも想像力です。

お金持ちから税金を取って貧者に分配することは、は
たして正義であるか・・・?

貧者によると思います。

この世にはデリケートな貧者とストラッグルな貧者が
います。デリケートな貧者に富を分配し、これを無条
件に保護することは正義ではない・・・と考えます。

これと反対に、ストラッグルな貧者と富を共有し、こ
れに救済の手を差し伸べることは正義である・・・と
考えます。

そして、この世にはデリケートな富者とストラッグル
な富者がいます。デリケートな富者に新たな富を創造
することは出来ません。

ストラッグルな富者は新しい富を創造することが出来
ます。貧者と富を共有することもできるかも知れませ
ん?
*

*==*

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